三河のイベント

2024年 第34回 桜井地区子どもすもう大会

2024年5月25日(土)桜井地区こどもすもう大会が開催されました。

場所は桜井中央公園(旧 桜井小学校)。

この日は5月だが夏の予感させる暑さ。風が吹いているのが幸い。

開会式での挨拶で、コロナ禍でここ数年は中断していたが第34回くらい続いておる由緒ある大会。

出場選手の中に黄色いビブスを着用した子たちは、開会式と閉会式で司会係、宣誓の係、国旗掲揚係など任されていた。

開会式では来賓の挨拶がこれでもかとあり、令和の時代にも連綿と受け継がれているのだなぁと、とても感慨深かった。

今どきの子どもは、相撲の存在を知らないらしい。ひと昔前であれば夕方のテレビは親に独占され見たくもない大相撲が流れていることもあったそうだが、今では相撲に触れる機会もそんなに無い。

そのためトヨタ自動車の相撲部の力士たちがすもうとはどのようなものか?勝利条件、勝ち名乗り、反則技などを実演して教えてくれた。

模擬すもうでは選ばれた子どもたちが力士と相対しており楽しそうだった。

子どもたちの勝負は学区ごとでトーナメント形式で戦い、最後には学区のチャンピオン同士が土俵で競い合っていた。

久しぶりの大会ということで参加者はそこまで多くはない。ある学年では出場者が1人で戦わずして勝者になる者や、出場者がいないなんてことも。1番参加者が多かったのは1年性の男子だったかな?1年生は初めてのすもうということもあり、負けると悔しくて泣く子もチラホラ。小学校の運動会でも徒競走では順位を付けないこともあり、優劣を競う場面も少なくなっている。しかし、学校を卒業すると否応なしに優劣を付ける場に放り出されてしまう。早いうちに優越感や挫折を味わう環境にはもっと体験してほしいところである。

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